ビジネスマンにとって大本命アウターであるキルティングジャケット。高い保温力と軽さが特徴であり、他の防寒着と比べるとボリュームが抑えられ、スタイリッシュな着こなしが魅力だ。
オン・オフどちらでも着用可能で着回し力も抜群なキルティングジャケットは、大人に最適なアウターだと言える。今回は、ビジネスシーンに見事にマッチするおすすめキルティングジャケットを厳選して紹介する。
キルティングジャケットって?
キルティングジャケットとは、2枚の生地の間に中綿を入れたアウターのこと。全面ステッチを配したデザインが一般的だ。
保温力の高さもさることながら、軽くてすっきりとしたデザインが魅力。冬のアウターはボリューム感が出過ぎてしまい着ぶくれて見えてしまいがちだが、キルティングジャケットはスタイリッシュに着こなせる「いいとこ取り」のアウターと言える。
本来キルティングジャケットはナイロンやポリエステルといった合成繊維がメインだが、最近ではウール素材などを使用した見た目にも温かみのあるキルティングジャケットにも人気が集まっている。
軽くて暖かく、さらにシルエットもきれいとくれば、コーディネートに取り入れない手はないだろう。
キルティングジャケットのおすすめブランド紹介
キルティングおすすめブランド1. LAVENHAM(ラベンハム)
キルティングジャケットといえば「LAVENHAM(ラベンハム)」と言っても過言ではないほど、王道ブランドであるラベンハム。キルティングジャケットを探す上で、外すことができないブランドだろう。
1969年にイギリスで生まれたラベンハムは乗馬用具の製造からその歴史をスタート。1982年から本格的にアパレルウェアの展開を始めた。
ラベンハムのキルティングジャケットは、スーツの上からでも無理なくすっきりとしたシルエットで着用できるのが魅力。上品な光沢感は大人の装いにもぴったりだ。
キルティングジャケットおすすめブランド2. Traditional Weatherwear(トラディショナル ウェザーウェア)
2007年にブランドをスタートさせた「Traditional Weatherwear(トラディショナル ウェザーウェア)」。マッキントッシュのカジュアルラインとしての位置付けで、キルティングジャケットを中心にカジュアルアイテムを展開している。ややゆとりを感じるサイズ感だが、決してダボついた着用感ではなくすっきり感は残しているのが特徴。
生地にツヤ感があり品のある雰囲気に仕上がっている。着心地、見た目ともに抜群のキルティングジャケットだ。
キルティングジャケットおすすめブランド3. BARBOUR(バブアー)
1894年にイギリスで誕生した高級ブランド「BARBOUR(バブアー)」。バブアーといえば「オイルドクロス」を使用したオイルジャケットが有名。元々高級アウトドアブランドとしてスタートしたバブアーだが、現在ではファッションブランドとして高い評価を得ている。
キルティングの魅力である「軽さ」と「保温力」に加えて、アウトドアの厳しい環境下でも耐えうる耐久性を併せ持っている。男らしい見た目も魅力のひとつ。大人のメンズに最適な一着だと言える。
キルティングおすすめブランド4. MACKINTOSH(マッキントッシュ)
ゴム引きコートで知られるイギリスの老舗ファッションブランドMACKINTOSH(マッキントッシュ)。1830年に創業したマッキントッシュは、コートを中心に上質なアイテムを展開している。ウエストをややシェイプさせたスリムなシルエットは、野暮ったさを感じさせずおしゃれな雰囲気を演出。
英国のトラディショナルなアウターを現代的にアップデートさせたキルティングジャケットは、ビジネスシーンにもマッチする一着だ。
キルティングおすすめブランド5. RALPH LAUREN(ポロ ラルフローレン)
アメリカントラディショナルの代表的ブランド・ポロラルフローレン。イギリス発のブランドと違い、全体的にゆったりとしたシルエットが特徴だ。襟元にコーデュロイ素材を配し、柔らかくカジュアルな印象に。緩めなシルエットではあるが、野暮ったいい雰囲気にはならない絶妙なサイズ感。落ち着いた大人の雰囲気を演出するのにもぴったりだ。
キルティングジャケットのおすすめコーディネート
キルティングジャケットおすすめコーデ①ブラックキルティングジャケット×ベージュジャケット×グレーパンツ
キルティングジャケットの王道であるブラックに、柔らかい色合いのベージュジャケットを合わせたコーディネート。ボトムには杢感のあるライトグレーのパンツをチョイスし、ジャケットと色合いのバランスを取る。全体的にぼやけてしまいがちなカラーだが、ブラックのキルティングジャケットを羽織ればメリハリがつき、引き締まった印象に仕上がる。カラーの合わせ方によって、おしゃれなジャケパンスタイルに早変わりする。
キルティングジャケットおすすめコーデ②ブラックキルティングジャケット×ブラックスーツ
ブラックのキルティングジャケットにブラックのスーツを合わせたコーディネート。ビジネスでキルティングジャケットを着用する場合、最も多いコーディネートになる。化学繊維を使用して作られたキルティングジャケットは、表面にほどよい光沢感を持っている。全身ブラックのコーディネートであっても、重たい印象にならずすっきりと着こなせるだろう。まずはここからチャレンジしてみるのがおすすめだ。
キルティングジャケットおすすめコーデ③チャコールグレーキルティングジャケット×ブラウンスーツ
クラシカルな雰囲気が漂うブラウンスーツ。トレンドとしても人気がありおすすめしたいカラーだ。しかしブラウンカラーはコーディネートによっては膨張して見えてしまうことも。そんな時に重宝するのがチャコールグレーのキルティングジャケットだ。ブラックではメリハリがつきすぎてしまい、せっかくの雰囲気が崩れてしまう恐れがある。その点、チャコールグレーであれば、全体の柔らかく暖かい印象は損なわず、メリハリをつけることができるのでおすすめだ。
キルティングジャケットおすすめコーデ④グレーキルティングジャケット×グレースーツ
グレーのキルティングジャケットにグレーのスーツを合わせたコーディネート。クラシックな印象で優しい雰囲気を演出できるのがポイントだ。スーツのグレーはライトグレーに近い明るめのカラーを選ぶのがベスト。キルティングジャケットはそれよりも濃いミディアムグレーを選んで、コントラストをつけるのが重要だ。グレーの色合いによって、ぼやけて見えてしまうため、カラーのチョイスに気をつけたい。大人の着こなしにはシューズはブラック一択。足元に重さを取り入れ、コーディネートに落ち着きを与える役割をする。グレーコーディネートにチャレンジしたい人にぜひおすすめしたい。
キルティングジャケットおすすめコーデ⑤ネイビーキルティングジャケット×ネイビーチョークストライプスーツ
チョークストライプのスーツは、おしゃれである反面インパクトが強いと感じる人も多いだろう。しかしそこにネイビーのキルティングジャケットを羽織ることで、ぐっと柔らかい印象に早変わりする。ブラックのキルティングジャケットでは、チョークストライプの柄と合間って、より強い雰囲気になってしまうことも。シューズ、ネクタイはブラウンをチョイスし、さらに柔らかさをプラスするのがポイントだ。
さいごに
キルティングジャケットは汎用性の高さも魅力のひとつ。ビジネスシーンはもちろんのこと、カジュアルでも使える優秀なアイテムだ。ワードローブに一着持っていればさまざまなシーンで着回せるのが嬉しい。すっきりとしたシルエットのキルティングジャケットを着て、スマートなビジネスマンを印象付けよう。