秋にはコーディネートのメインに、冬にはアウターの下に忍ばせてと、どんな役割もそつなくこなすセーター。また、カジュアルだけでなくビジネスシーンでも大活躍するセーターは着回しの効く万能アイテムとして30代のメンズには強い味方。
しかし、ネックのタイプ(クルーネック、Vネック、ハイネックなど)や編み方など、セーターにもさまざまな種類が存在する。どんなものを選んだらいいのか悩む人も少なくないだろう。
今回は、あらゆるスタイルにマッチし、着回し力の高い定番セーターを厳選してピックアップ。この秋冬のセーター選びに役立ててほしい。
- 1. セーター選びのポイントを伝授!
- 2. 大人におすすめしたい万能セーターブランドを紹介
- 2.1. おすすめセーターブランド1. ANDERSEN-ANDERSEN(アンデルセンアンデルセン)
- 2.2. おすすめセーターブランド2.stone island(ストーンアイランド)
- 2.3. おすすめセーターブランド3.John Smedley(ジョンスメドレー)
- 2.4. おすすめセーターブランド4.DRUMOHR(ドルモア)
- 2.5. おすすめセーターブランド5.CRUCIANI(クルチアーニ)
- 2.6. おすすめセーターブランド7.BATONER(バトナー)
- 2.7. おすすめセーターブランド8.GRAN SASSO(グランサッソ)
- 2.8. おすすめセーターブランド9.comm. arch.(コム・アーチ)
- 3. さいごに
セーター選びのポイントを伝授!
セーターと一口に言っても種類が多すぎて迷ってしまうことも。まずはどのような点に注意してニットを選ぶべきかポイントを絞って解説する。このポイントを守ってセーターを選べば、お気に入りの1枚が見つかるはず!
ポイント1.すっきりとしたフォルムで着こなす
一枚でさらりと着る場合の他、ジャケットなどのインナーとしての出番も多いセーター。大人の男性であればなおさらだ。そういった着用も想定してニットを選ぶのであれば、すっきりとしたシルエットのものを選ぶのが望ましい。
編み目の細かいハイゲージまたはミドルゲージ程度で、あまりボリューム感のないセーターの方が重ね着がしやすくおすすめだ。
ポイント2.ベーシックで落ち着いたカラーを選べ
セーターはカラーバリエーションが多い。鮮やかなカラーリングのセーターに目がいってしまうこともあるが、ここは落ち着いた印象のベーシックカラーを選ぶのをおすすめする。
大人のワードローブとしては、グレーやブラック、ホワイト、ネイビーなどのシンプルな定番カラーを押さえておきたい。着回し力が高く、さまざまなシーンで着用可能なため、まさに「万能セーター」として大活躍すること間違いなしだ。
大人におすすめしたい万能セーターブランドを紹介
おすすめセーターブランド1. ANDERSEN-ANDERSEN(アンデルセンアンデルセン)
デンマーク発のニットブランド・アンデルセンアンデルセン。デンマークに伝わる伝統的なニット作りをしっかりと継承しながらも、新しい技術や要素をプラスした最高品質のニットを作り出し、世界中で評価されるブランド。
アンデルセンアンデルセンのニットは、「成型編」と呼ばれる技法で作られており、パーツごとのつなぎ目部分が非常に滑らかな仕上がりになっている。現在では、有名セレクトショップなどでも取り扱われており、入荷と同時に完売してしまうほど、おしゃれ好きな大人から人気のブランドだ。
おすすめセーターブランド2.stone island(ストーンアイランド)
1982年にイタリアで誕生したファッションブランドstone island(ストーンアイランド)。ヴィンテージ感のあるディテールなどが特徴的なブランドだ。
ストーンアイランドのニットは、シンプルでありながらも適度な存在感が魅力。全体的にスリムなサイズ感なので、一枚で着ても重ね着をしても使いやすい一枚としておすすめだ。
おすすめセーターブランド3.John Smedley(ジョンスメドレー)
1784年にイギリスで創業した老舗ニットブランドJohn Smedley(ジョンスメドレー)。春夏はシーアイランドコットン、秋冬はニュージランドメリノウールをメイン素材として使用しており、品質の良さは言うまでもない。世界の名だたる有名セレブ達の愛用者も多く、日本のセレクトショップやブランドなどでも取り扱われることが多い人気ブランドだ。
ジョンスメドレーのニットは、シンプルなデザインだからこそ伝わる素材と仕立ての良さがポイント。大人なら一着は持っていたいニットだ。
おすすめセーターブランド4.DRUMOHR(ドルモア)
1773年にスコットランドで誕生したニットブランドDRUMOHR(ドルモア)。ドルモアはカシミアニットの紡績を得意とし、他では真似できないほど上質なニットを生み出している。200年以上にわたって高品質なニットを作り続けている、世界最古のニットブランドとして伝統を守り続けている。英国王室御用達ブランドとしても有名だ。ふんわりとした肌触りの良さをぜひ体感してほしい。
おすすめセーターブランド5.CRUCIANI(クルチアーニ)
1966年、イタリアのペルージャで創業されたニットブランドCRUCIANI(クルチアーニ)。クルチアーニは紡績からデザイン、縫製など製品が出来上がるまでの全ての工程を自社工場で完結させている。そのため最高品質のニットでありながらも、コストパフォーマンスが高いのが特徴だ。クラシックなデザインの中にもモダンさを織り込み、革新的なスタイルを提案しているブランドだ。
おすすめセーターブランド6.(ザノーネ)
1987年にイタリアで誕生したニットブランド・ザノーネ。シンプルなデザインの中にも、ザノーネらしい革新的なアクセントを取り入れているのが特徴。メリノウールやカシミア、シルクなどの高品質素材を贅沢に使用しているため、見た目はもちろんのこと着心地もワンランク上に仕上がっている。
「よくあるニット」と思われがちだが、編み方や縫製など非常に手の込んだものが多いのも魅力。「大人のニットブランド」としておさえておきたい。
おすすめセーターブランド7.BATONER(バトナー)
1951年創業の日本が誇るニットメーカー「奥山メリヤス」立ち上げたニットブランドBATONER(バトナー)。2013年に誕生したバトナーは山形県寒河江市に拠点を持ち、ニット生産における全ての工程を山形の工場で行なっている。モダンでファッション性の高いデザインと、柔らかくハリのある着心地は世界的に有名なブランドにも引けを取らない仕上がり。ジャパンメイドの良さを存分に感じられるブランドだ。
おすすめセーターブランド8.GRAN SASSO(グランサッソ)
イタリア生まれのニットブランドGRAN SASSO(グランサッソ)は、1952年からその歴史の歩みを進めている。ハイクオリティーなニットを追求し続けているグランサッソは、ファッショニスタから常に高い評価を得ている。ベーシックなデザインの中にもトレンドを絶妙に取り入れているため、大人のメンズが着用するのにベストな仕上がりではないだろうか。また、抜群の着心地はもちろんのこと、シルエットの美しさも魅力。一度は試してほしいブランドだ。
おすすめセーターブランド9.comm. arch.(コム・アーチ)
2014年にスタートした日本のニットブランドcomm. arch.(コム・アーチ)。厳選した日本国内紡績の糸を使用し作られるニットは、高い技術を持つ職人やデザイナーの連携によって生み出される。着心地がよく耐久性に優れたニットで、毎日でも着用したい逸品。
世界のメゾンブランドに勝るとも劣らない仕上がりに、多くの注目が集まっている。またコムアーツが作り出すニットは、美しいシルエットも魅力。大人のこなれた着こなしを演出してくれるだろう。
さいごに
秋冬はもちろん、春まで着用可能なセーター。デザイン性の高いにセーターも魅力的ではあるが、さまざまなシーンで着用可能な汎用性の高いセーターこそ30代のメンズが持っておきたいアイテムだ。セーターひとつでコーディネートの雰囲気は大きく変わるため、おしゃれを楽しむのにも欠かせないアイテムだと言える。
「オンにもオフにも着れるセーターがいい!」という欲張りな方は「オンオフ活躍するセーターは?30代メンズにおすすめしたいニットを紹介!」の記事もチェックして!
万能かつ上質なセーターを手に入れて、大人のファッションを存分に楽しんではいかがだろうか。