昨今のストリートファッション、スポーツファッションのブームに相まってハイテクスニーカーの人気も凄まじいことに。90年代に爆発的人気を博したハイテクスニーカーの再燃は、30代のメンズをノスタルジーな気分にさせる。
ナイキやアディダスをはじめ多くのブランドからハイテクスニーカーが販売されている中、久々のハイテクスニーカー選びに戸惑う人も多いのではないだろうか。
今回は大人のメンズにおすすめしたいハイテクスニーカーを厳選して紹介。またハイテクスニーカーを取り入れたコーディネートも合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
- 1. ハイテクスニーカーってなに?
- 2. ハイテクスニーカーを選ぶときのポイント
- 3. これを買えば間違いなし!おすすめハイテクスニーカーを紹介
- 3.1. NIKE(ナイキ) AIR MAX 95(エアマックス95)
- 3.2. NIKE(ナイキ) AIR MAX 90(エア マックス 90)
- 3.3. Reebok CLASSIC(リーボッククラシック) INSTAPUMP FURY OG(インスタポンプ フューリー OG)
- 3.4. Reebok CLASSIC(リーボッククラシック) FURY LITE Ⅱ(フューリーライト II)
- 3.5. PUMA(プーマ) DISC BLAZE(ディスクブレイズ)
- 3.6. PUMA(プーマ)BLAZE OF GLORY(ブレイズオブグローリー)
- 3.7. adidas(アディダス)EQT SUPPORT ADV(エキップメントサポートアドバンス )
- 3.8. NewBalance(ニューバランス) M999(エム999)
- 3.9. HOKA ONEONE(ホカオネホネ)BONDI 6(ボンダイ6)
- 3.10. さいごに
ハイテクスニーカーってなに?
1990年代にブレイクし、爆発的な人気を得たハイテクスニーカー。ハイテクスニーカーとはその名の通り「高機能なスニーカー」のことだ。最新の技術を使い、革新的なデザインでファッショアイテムとして非常に高い評価を得ている。
ソール部分にエアクッションを内蔵した「ナイキエア」や、ポンプシステムを搭載したリーボックの「ポンプフューリー」などがハイテクスニーカーの代表作として根強い人気だ。
近未来的なデザインでボリュームのあるフォルムは、現代のファッションにも見事にマッチ。履き心地や軽さなどの機能性に優れているのもハイテクスニーカーの大きな特徴だ。
ハイテクスニーカーを選ぶときのポイント
ハイテクスニーカーを選ぶポイント1.機能性をチェックする
ハイテクスニーカーはさまざまな機能性を備えている。「軽さ」や「履き心地」、「クッション性」などそのスニーカーによって特徴がある。「軽さ」を重視しているものは、ナイロン素材やメッシュ素材を多用し、通気性の高いものが多い。軽快なフットワークを求める人におすすめだ。
「クッション性」を重視しているものは、ハイテクスニーカーに代表される「ナイキエア」や「ポンプフューリー」もそのひとつだ。ソールの弾力性も高く、長時間履いてきても疲れにくいなどの機能を備えている。履き心地を最優先したい人におすすめだ。
このように、ハイテクスニーカーによった得意とされるポイントが違うため、自分の求める機能を備えているのかチェックするのが重要である。
ハイテクスニーカーを選ぶポイント2.デザインで選ぼう
ハイテクスニーカーは、ローテクスニーカーに比べてデザイン性が高いことも特徴の一つ。本体にボリューム感があり、ソールやヒールに厚みがあるものが多い。またカラフルなカラーリングなものも多く、デザインの好みが分かれる。
ハイテクスニーカーでも控えめなデザインなものもあるので、自分の好みやファッションに方向性に合わせてハイテクスニーカーを選ぶのがポイントだ。ワードローブとマッチするハイテクスニーカーをチョイスしよう。
これを買えば間違いなし!おすすめハイテクスニーカーを紹介
NIKE(ナイキ) AIR MAX 95(エアマックス95)
1995年に登場し、90年代のハイテクスニーカーの代表格になっているのが「エアマックス95」。エアマックスの歴史に残る最大のヒット作と言っても過言ではない。グラデーションを配したカラーリングが特徴で、イエローやパープルなどカラーバリエーションも豊富である。足元のアクセントとしてほどよいボリューム感がポイント。ビジブルエア使用のソールで衝撃吸収力が高いハイテクスニーカーだ。
「イエローグラデ」と呼ばれる配色のAIR MAX 95の発売は社会現象にもなった。多くの30代メンズの記憶にも色濃く残っているのではないだろうか?
NIKE(ナイキ) AIR MAX 90(エア マックス 90)
ナイキのAIR MAX 95(エアマックス95)と人気を二分させるAIR MAX 90(エア マックス 90)。1990年発売のエアマックス90は優れたクッショニングと安定感のある履き心地が特徴だ。エアマックス95と比べると、ややボリューム感のあるデザインは、発売当時のオリジナルモデルをしっかりと継承している。シンプルなカラーリングなので、ワードローブとのコーディネートもしやすいだろう。中でもOGカラーと呼ばれる発売当時のオリジナルカラーの「赤×白」「青×白」がダントツ人気だ。
Reebok CLASSIC(リーボッククラシック) INSTAPUMP FURY OG(インスタポンプ フューリー OG)
昨今再燃しているハイテクスニーカーブームを語る上で欠かせない存在であるINSTAPUMP FURY OG(インスタポンプ フューリー OG)。圧縮炭酸ガスを注入するポンプを搭載することで、足のフィット感が格段に上がる。1994年の登場から今もなお根強い人気を誇るハイテクスニーカーと言える。カラーバリエーションも豊富なので、ファッションアイテムとしてコーディネートのアクセントにおすすめだ。
なかでも注目したいのが「シトロン」と言われるモデル!シトロンの文字とおり、黄色が目を引く一足。2019年に復刻が噂されているが争奪戦となること間違いなし!
Reebok CLASSIC(リーボッククラシック) FURY LITE Ⅱ(フューリーライト II)
大人気のインスタポンプフューリーからのインスパイアを受けて、2016年に満を辞して誕生した「フューリーライトⅡ」。1996年に登場した「インスタポンプフューリーロード」の復刻版という位置付けである。本製品はミッドソールとアウトソールを一体型にし軽量化を図っている。クッション性だけでなく、耐久性にも優れており足の負担が少ないのもポイントだ。
PUMA(プーマ) DISC BLAZE(ディスクブレイズ)
1991年に誕生したプーマのハイテクスニーカーDISC BLAZE(ディスクブレイズ)。世界初のシューレースがないランニングスニーカーとして登場した。ディスクダイアルを回すことで、足へのフィット感を調整できるディスクシステムは業界を震撼させた。アウトソールはその当時の最新技術であった「トライノミック」を採用。洗練されたオリジナリティあふれるデザインも、ディスクブレイズの人気の理由だ。
PUMA(プーマ)BLAZE OF GLORY(ブレイズオブグローリー)
プーマの隠れた名作としてスニーカ好きから高い評価を得ている「ブレイズオブグローリー」。「ディスクブレイズ」のシューレース版として登場した。クッショニング機能・トライノミックシステムをミッドソール部分に搭載することで、快適な履き心地を実現している。ハイテクスニーカーの中では、比較的シンプルなデザインなので、コーディネートがしやすいのではないだろうか。
adidas(アディダス)EQT SUPPORT ADV(エキップメントサポートアドバンス )
1990年代に発売されたエキップメントランニングシューズを継承して作られた「EQT SUPPORT ADV」。最先端のルックスにアップデートし、現在でも多くの人から愛用されている。軽量性とクッション性を持ち合わせた「圧縮成型EVAミッドソール」で、快適な着用感を実現している。アディダスのアイコンである「スリーストライプス」と独特な生地使いが魅力だ。
NewBalance(ニューバランス) M999(エム999)
ニューバランスらしい重厚なアッパーが特徴的な「M999」。1996年の登場したM999は、ニューバランス独自の技術で作られた「ABZORB(アブゾーブ)」を採用しており、高いクッション性が特徴だ。ニューバランスの数あるモデルの中でも履き心地がトップクラス。歩いた時の反発性が高く、着用時のフィット感もバツグンだ。クラシックモダンなデザインも人気の理由だと言える。
HOKA ONEONE(ホカオネホネ)BONDI 6(ボンダイ6)
人気急上昇中のスニーカーブランドHOKA ONEONE(ホカオネホネ)は、2009年にフランスのアネシーで誕生したトレイルランニングシューズブランド。どのモデルも機能性に富んでいるが、中でもこのボンダイ6はミッドソールが非常に厚く、抜群のクッション性を誇る。
機能性に相まってボテッと丸いフォルムはまだまだ続くダッドシューズブームのなか、多くのファンを魅了している。
さいごに
1990年代のハイテクスニーカーブームから20年以上が経過した今、さらなる人気沸騰が見られる。
またハイブランドからもハイテクスニーカー(ダッドスニーカー)のリリースが相次いでいる。Balenciaga(バレンシアガ)の「Triple S」をはじめ、GUCCI(グッチ)の「Flash Trek(フラッシュトレック)」など一足10万を超えるハイエンドスニーカーをコレクションする猛者も!
慣れ親しんだローテクスニーカーとはまた一味違ったファッションを楽しめるアイテムとして、是非懐かしい気持ちを持ってハイテクスニーカーを手にとってほしい。